
2010年3月に開校された臨床心理士指定大学院予備校WEBですが、 双方向で行われるweb通信を媒体にした1対1の講義形態には、さまざまなドラマが展開されます。 臨床心理士指定大学院予備校WEB代表 西郡雄次郎 |
【 2014年度 合格方略記 】
●H大学大学院 40代 社会人 女性
30代半ばで、「科目等履修生」で、「H大学」と関係を持ちながら、独学で、3回受験し、ことごとく惨敗でした。
昔、学生時代に「心理学」、「児童心理学」、「教育心理学」などの単位は取りましたが、全く役に立たず、それから「H大学」の科目等履修を並行し、臨床心理学への知識を広げていき、大学院受験も、3回の挑戦の後、知人のご紹介で、臨床webでの受講が始まりました。
昨年の12月から、まずは「特別プログラム」で受講させていただき、その後、「基礎コース」で、これまでの勉強法では辿り着けない知識や観点を与えて下さいました。
後、「研究計画書」の不備だった点も、ずばりご指摘いただき、先行研究のレヴューにもとづいた、論理的なものに仕上がりました。
webでは、「基礎心理学」と「臨床心理学」のH大学院に合わせた課題で対応していただきました。試験前までに与えていただいた論述課題の数は、何と128課題でした。試験当日、問題を開き、全問に目を通した時、1、3、4、5, いい。そして、2.evenly suspended attention 、、注意 平等に、、、! これは、フロイトの〜〜〜〜〜〜。ということで、サリヴァンの「関与しながらの観察」とならべて書けば良いと分かった瞬間、手が震えました。全部、分かる!
『CPweb掲載』
問1 cross-sectional methodとlongitudinal methodの特徴と長所短所を述べよ。
問2 evenly suspended attentionとはどのような概念か述べなさい。
問3 芸術療法に治癒効力があるとされるのはなぜか述べなさい。
問4 PTSDの日本語訳と、その特徴、どんなアプローチをするか述べなさい。
問5 対人関係論と対象関係論で代表的な人物とその理論を述べなさい。
H大学大学院に合格した今は夢のようです。試験前の緊張、2次の緊張、そして、発表。数日間は、気が抜けたようでしたが。
「ここは、大事ですね、これは要注意」と、指摘されたのが、全部、出てました。
すごいとしか、言いようがありません。
皆様に受講をお勧め・推薦させていただきます。
年の暮れ、ありがとうございました。
【COMMENT】
合格手記、ありがとうございました。入試のあとに、全部できました!と一言。問題を確認してみて、初めてこちらも納得。
然様ならば、、、○だと思っていたら、合格。サポートの醍醐味が発揮できました。とともに、さまざまな情報のフィードバックありがとうございました、今後のご活躍をお祈りいたします。
【 2014年度 合格方略記 】
●NK大学大学院 30代 社会人 女性
今年の2月から受講させていただき、NK大学大学院に合格させていただき、今は、次の目標に向かって頑張っています。
去年まで、悔しさ続きでしたが、今になって考えれば、悔しい思いをするほどの知識量でもなかったなと恥ずかしいです。これまでの敗因は全て、独りよがりの勉強法と曖昧な研究知識しかなかったことが全てだと思います。
今は、全体を見渡すような感じで過去問がみえるようになりました。驚くことに、専門科目の穴埋め式の課題、webでの勉強内容で十分でした。
全部できました。N先生には、効率よく勉強させていただき、ありがとうございました。もう1校残っていますが、最善を尽くします。
【COMMENT】
おめでとうございました。受験の最中にありがとうございます。
過去問が良く観えてきましたね。ここまでくれば、後は、自学自習で十分なレベルです。2校目をクリアなさったら、書いてもらいますね。370文字、ジャストです。頑張って下さい!
これを出す頃には、もう入試も終わっているどころか、終わり過ぎていました。発表まではもう少しありますね。
【 2014年度 合格方略記 】
●HK大学大学院 40代 社会人 男性
現在は、児童の社会福祉施設に勤務しており、ただ臨床心理士になりたい一心でやってきました。自分で勉強しても、HK大学大学院は、過去問を見ても毎年の傾向が全くつかめず、ただ、知識を増やすだけの勉強の繰り返しでした。
そこで電話で、HKのことを質問させていただきました。HKさんは、範囲は広いのは事実です。でも、〜と、〜と、〜− 削除 − をやればいいんですと明言。その後は、臨床webのプログラムに従い、知識の整理と記述の仕方の訓練。
心理英語で、文法や用語のチェック、研究計画書は、出願書類には数行しか記入する箇所しかないので、うやむやにしていた箇所を詰め、受験を迎えました。
問題を開くと、やったと思い、知識が消えないうちに、どれから書こうかと思い、手が震えました。驚くは、DSM-W-TRにおけるADHDの3病型を書けという論述は、webで済ませていました。
合格まで支えていただいたN先生、勉強の時間を与えて、そして励ましてくれた家族に感謝いたします。短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
【COMMENT】
おめでとうございました。HK大学大学院の秘策に関しては、削除させていただきました。
ここは2年生にお1人、1年生にお2人、実績がありますので、入学後は是非、先輩の皆様に相談いただき、充実した修士課程時代をお過ごし下さい。
論述課題のDSM-W-TRとADHDについては私も参りました。このようなマジックは、たまにしか現れませんが、本当に良かったですね。今後のご活躍をお祈りしています。
【 2014年度 合格方略記 】
●S大学大学院 30代 社会人 男性
何しろ何も分からずの状態で、ただ気持ちだけは、臨床心理士になりたいと思い、教育学科の出身でしたので、心理学関係の知識は、用語名や人名でいえばフロイト、ユング、パブロフの犬の話程度の初学者でした。
web初回の前の「オリエンテーション」で、英語ができになるのであれば、半年で十分と言って下さり、自宅から近いS大学院を第一志望と決めました。
臨床webのプログラムの通りに勉強を進めていくと、段々、基礎心理学と臨床心理学の違いも分かるようになり、研究計画書に並行して、心理統計の基礎を学び、7月の半ば頃から、通常の内容とは別に、N先生から、今日はこれからやってみましょうかと、他大学の過去問を見るうちに、2月の自分とは信じられないぐらい、これは知ってる、これは見たことがないというように、おもしろいように見えてきました。
試験当日までは、復習に徹しました。語句説明を記憶したり、試験当日は、頭がパンパンの状態で受験、専門では、見たことがない語句が1つぐらいと、信じられないぐらいでした。
本当に、講義に、研究計画書、出願書類、動機づけの確認、細かいご指導をいただき、20回の講義回数ですが、毎週の課題への解答だけでも大変でした。
ここまでのご指導があったからこそ、半年合格ができたと心から感謝します。ありがとうございました。
【COMMENT】
おめでとうございました。半年という短期間で合格といっても、心理英語がおできになる方であれば、われわれサポート側としては、真面目にコツコツとやっていただければ、CPwebでは当然のことと考えています。
最近の子育て事情は、この30年で大きく変貌しています。児童虐待やいじめなどの問題が山積しています。
学習塾というコミュニティの教育現場にも昔とは違う勉強以外の心理的問題の相談が多いそうです。将来は、コミュニティ臨床場面で活躍する臨床心理士を目指して下さい。大学院入学までに時間がありますので、研究計画書に関する学術書に目を通して下さい。
今後のご活躍をお祈りいたします。
【 2014年度 合格方略記 】
●K大学大学院 40代後半 社会人 男性
現在、福岡県の私立高校・進学校で英語担当の教諭という立場で、校務分掌は長きにわたって、生徒指導を担当しております。
5年位前から、生徒との触れ合いのなかで、このままではだめだと限界を感じていた時、他校の「SC・臨床心理士」の先生との「コンサルテーション」を通して、臨床心理学への関心が高まり、通信教育とか、放送大学などで勉強し、K大学1本に絞り、数回、辛い経験をました。
そこで今年に入り、自分の実力は、一体どの程度なのか確認の意味で臨床webに電話をしてみました。10分足らずで、「エリクソンの限界とは何ですか。オールポートって、どんな人ですか。実践計画は。」K大学院の出題領域ごとに、4年間の知識のチェックが終わりました。7月から、「K大学院 特別プログラム」、週に2回のwebと課題をこなしました。
断片的に知っていてもだめです。N先生の話は分かりやすく、知識を体系化することができました。
これはどういう意味ですかと質問すると、「ちょっと待って下さいね」で、完璧な追加資料がメールで飛び込んで来て、その資料を開きながら、解説が聞ける。Skypeがこんな便利なものだとは知りませんでした。
勝利を味わうことができて幸せです。大変効率の良い授業でした。ありがとうございました。
【COMMENT】
569文字でした。ご専門が、英語の先生で、Tの点数は、全く問題なし。専門科目も6合目、これはいけるという感じでした。非常に知識欲の高い先生でした。
参考書・辞書などをチェックすると、手元にあったほうがのぞましい図書は、全部お持ちでした。もっと早い時期に、CPwebを受講いただけたら、数回が、1回くらいで良かったのではないかと悔やまれます。
【 2014年度 合格方略記 】
●M大学大学院 30代 社会人 女性
私が臨床webを知ったきっかけは友人の紹介でした。
私は他学部出身のうえ、社会人で、明治大学大学院一本を目指していたのでこちらの特別プログラムが良いのではないかと薦められ、全20回の受講をさせていただきました。プログラムと言っても、私の知識の足りないところを補う形で沢山の資料をもとに授業を進めていただき、また過去問の添削や研究計画書の指導もしていただくという形で、まさに至れり尽くせりという感じでした。
毎週少なくない課題をこなすのは正直大変でしたが、毎回丁寧に添削いただいたり、励ましていただいたり、ときには少し厳しく愛のムチをいただいたりもしましたが(笑)、途中であきらめることなくがんばることができました。
この大量の課題のおかげで実力がついたと思いますし、後に見直すと自信にもつながりました。
途中、不安でたまらないこともありましたが、先生にお話を聞いていただいたり、適度にストレスを発散したりすることで乗り越えられました。
試験当日は、先生に予想していただいた問題がピタリと的中し、そのおかげですらすらと回答することができ、他の問題も自分のペースに持っていくことができたことが、合格へとつながったのではないかと思います。
N先生に、受講を始めて間もない頃に「試験当日は、問題を解くのが楽しくて仕方ないという感じになってますよ」とおっしゃっていただいたのですが、正直「あり得ない!」と思っていました。そんな夢のようなことが起こるわけはないと思っていましたが、それが現実となりました。
試験が終わってからの先生との自己採点が楽しくて仕方ありませんでした。
人と少し違う生き方でも、諦めずに信念を持ち続けていれば、必ず応援してくれる人がいてくれて、夢は叶うのだと思います。
先生とお会いできて本当に良かったです。感謝の気持ちを忘れず、これからも精進して参りたいと思います。ありがとうございました。
【COMMENT】
臨床心理士系大学院のサポートをさせていただき、早10年が経とうとしておりますが、久しぶりに、迫力あるサポートをさせていただきました。
おまけに、「M大学大学院攻略法」の貴重なファイル作成にも大きく寄与していただき、感謝に耐えません。20回の受講でしたが、有意義な時間でした。
他学科出身の方でしたが、心理英語は優秀、1年目は、大手の予備校に通っていらっしゃいました。
心理英語が優秀ならば、臨床webであれば、6ヵ月か1年で十分狙えたのにと悔しいですね。
【 2013年度 合格方略記 】
●静岡大学大学院 A君
私が、大学院受験を決めたのは大学3年生の春でした。しかし、受験を決めたもののどこから手をつけていいのか分からない、どこの大学院に行けば自分のやりたい研究ができるのか、大学院についての情報がまったくない状況でした。試しに自分の大学の過去問をやってみるが手も足も出ない…。私の大学生活は何だったのだろうと思い途方に暮れていた頃、某コミュニティサイトでN先生に出会ったことが私の受験のスタートでした。
さて、実際の臨床WEBの授業は、他の予備校の集団講義形式の授業とは異なり、先生と一対一で進められ、先生の解説とともに、受講生が自発的に能動的に行う質疑応答の授業形式です。
したがって、分からないことはすぐ質問でき、分からないことは分かるまで質問されます。
私は、周りに大学院受験を目指す仲間がいなかったので、先生との授業でのやり取りをおこなうことで欠けている知識を知ることができ、知識の整理に繋がりました。
さらに、毎回出題される論述課題を行うことで、単なる知識の羅列ではなく、論の構成や出題者の質問意図、題意を的確につかむ練習になりました。
満足いく論述が身につくためには、十分な知識や思考力はもちろんのこと、「慣れ」も必要です。実際、私は授業で出題される課題だけでなく様々な大学院の過去問を解きました。
今、家にあるファイルを見てみますと、100題から200題は解きました。
さらに語句説明に関しては、1000以上の用語をまとめました。
このような膨大の量の論述や語句の添削に関しても一つ一つ丁寧に添削して頂いたことには、本当に感謝しています。
さらに、私が受験した大学院は他の大学院と比べ出題内容に癖がありました。
というのも、語句説明や論述はもちろんのこと心理統計の出題内容の難易度が極めて高かったということと、試験時間内に与えられた資料から研究計画を立案するという内容でした。
このような変則的な内容にも先生は過去問の添削だけでなく予想課題を独自に作成していただき試験日前日までとことん付き合っていただきました。
浪人時代も含めた長い受験生活を振り返ると、第一志望の大学院に落ちて浪人が決定しても腐らず前を向いていられたことと、N先生をはじめ浪人することを応援してくれる人が周りにいたことが合格を得られた最大の要因だと思います。
確かに浪人期間は、孤独でやる気が出ない時期もありました。しかし最終的にこの1年間は私にとってかけがえのないものになり、新たな出会いや気づき、さらに心理学という学問に深く向き合えた貴重な体験ができました。
浪人時にも第一志望の筑波大に落ち、挫折を味わうこととなりました。
しかし自分の中には不思議とやり切った思いと清々しさがいっぱいで、次の静岡大学の受験に臨みました。
この決断に至るまでに筑波大に落ちたことに対する自分への意味、布置との向き合い方を考え続けました。
結果、静岡大学の合格を手にすることができました。
最後になりますが、これから大学院受験を考えている方々にはぜひ、早めのスタートを切って欲しいということ、さらに受験の厳しさに直面している方々は大学院に行く意味と現在の自分に課せられたイニシエーション・布置に向き合って欲しいと思います。最後まで諦めず頑張って下さい。
【COMMENT】
A君、ここまでの2年と数ヵ月という長い道のり、ご苦労様でした。
通い初めの頃は、学部の現役の3年生でまだまだ初学者、ヒヨっこという印象の中に、常に真摯で1つの目標に向かって邁進できるポテンシャリティは感じていました。大学院にはそれぞれの特徴があり、内部有利、内部・外部関係なく公平などさまざまです。
受験した大学院が、前者の大学院に当たりっぱなしで、私のほうは、正直、憤懣やるかたなし、コルチゾールばりばりという状況の中、A君は一言も愚痴を言わず、「いいです。また頑張ります!」という常にポジティブな態度は、私のほうが、励みになりました。
最後は、マニアックな心理統計が出題される大学院でしたね!
回り道した分、精神分析から心理統計まで、幅広く、そして深く知識が修得できましたね。臨床心理士・資格試験は、全く問題ありませんよ!笑い!!
半年で挫けそうな受験生の皆様には、A君のI’m not that easy to kill ! という心構えという態度、見せてあげたいですよ。
今や、ヒヨっこが、荒鷲に変身!! 本当におめでとうございました!今後のご活躍こころからお祈りしています!!近々、美酒を傾けましょう!!
【 2013年度 合格方略記 】
●大正大学大学院 S様
実はこの決意が、受験には一番重要なのではないかと思うのですが、私の場合、そこから臨床WEBのお世話になったといえるかもしれません。
何も分からない状態からご指導頂き、研究計画書はもちろん、志望校選びやオープンキャンパスへの参加等まで教えて頂きました。
オープンキャンパスでは、各校の雰囲気や感触を体感することが出来、私の場合はその結果、一校に絞って受験することにしました。
これが私の場合の勝因の一つと言えるかもしれません。
受験勉強として取り組んだのは、臨床WEBの講義の予習復習と、論題、それから用語100の暗記です。最終的には用語100をとにかく覚えることに取り組みました。
仕事をしながらの勉強は本当に辛く、自分の記憶力の衰えに暗澹たる気持ちでしたが、N先生の「とにかくやるしかありません、続けることです!」という言葉に後押しされて、なんとか最後まで頑張ることが出来ました。
一次合格後、面接対策までして頂き、先生のなんとか合格して欲しいという熱い気持ちを感じて、身の引き締まる思いで挑みました。
結果が出た時には本当にほっとしました。
皆さんの参考になるかは分かりませんが、これが私の合格体験記です。
【COMMENT】
S様、お仕事を続けながらの受験勉強、大変でしたね。
こちらは、出題傾向に的を絞り、サポートさせていただきましたが、最後は、受講生の皆様の真摯な態度で最後までやり抜く力がなければ合格までには至りません。
人名説明、「中井久夫」氏は、当たりましたね!
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!
2012年度 合格方略記
2012年度の入試も終わり、早くも2013年度に入りました。2012年度も、ドラマの連続でした。あっという間に1年が経ち、もう合格方略記の時期がきました。
来訪者の皆様、受講生のお一人お一人のコンピテンスの発揮のされ方をご確認下さい。ここに貴重な原稿をお送りいただいた皆様に心から御礼申し上げます。
〜2012年度 合格方略記〜
●兵庫教育大学大学院 人間発達教育専攻・臨床心理学コース
T様
高校3年生となった子どもが、今夜も年明けのセンターに向けて頑張っている。そんな我が家の雰囲気に呑まれたのか、私の心に志すものが芽生えたのが今年の正月過ぎた頃だった。
それは「随分昔に夢に描いたあれ」であった。
在野の社会人として一家を養う身である私には、当時は単なる「夢」でしかなかった。
新年会も一通り終わった頃だった。ある寒い朝の4時頃、ふと目が覚めた私はある大学の研究生聴講志望願書の締め切りの当日であったことを思い出していた。そして2時間後。起き出して机に向かった私は、心に決めてその志願書を書き始めていた…。
それから半年、蝉の鳴き声があたりを喧しく埋める頃、欠かさず出席した大学の講義ノートや満点をとった前期試験、多忙な仕事の合間を縫って提出し続けた通信心理学講座の添削解答の山を目の前にして某然としている自分があった。半年前に灯した夢は消えかけていた。なぜか。「過去問が解けない。」知識と知識が繋がっていなかった。
志望校は、2校に絞っていた。2校共に国立大である。はっきり言って無謀であったが、子どもに「うちはお金がないから、私立大には行かせてあげれないよ。」と昨年来言ってしまっていたその父親が、さっさと私立大へ行く訳にはいかない。そもそも、その私立大も通る保証はない。ただ、父親の沽券に関わる問題でもあり、その後の家庭内力学を考えると他に選択の余地はなかった。
なのにである。入試1ヶ月前にして、解けない。心理学の勉強を始めてしばらくたった頃から、私は心理学関係のサイトを結構あてにして勉強していた。中でも、N先生のサイトには勢いを感じていた。
私が好きだったのは、「人名で学ぶ心理学」。
だが、ある日、ふと臨床心理学大学院予備校のサイトの方へ行った「開眼特別プログラム10回」というフレーズが目に入った。「10回で?」。その時、もう入試まで3週間を切っていた。
この何ヶ月もの間、必ず毎朝出勤の3時間前に起きて勉強を続けて来たのに…、休みを とってまで教育心理学だの発達心理学だの精神医学だの、大学に通ったのに…、分割払いで通信講座も頑張ったのに…。
希望の灯火が消えかけていた私には、それがあの「蜘蛛の糸」の様に思えた。
夜の11時も回った頃、何を自分がしているのかもわからずWebに記された電話番号を押していた。
出るはずがないと思ったその時、受話器の向こうから、先生のあの暖かい声が返って来た。
他に何を話したか今では覚えていない。ただ、「どうしても合格したい!」と叫んだことだけは覚えている。入試の僅か17日前である。先生の第一回目の講義「PTSD」が始まった。17日間で11回して頂いた。惜しくも1校目は惜敗したが、専門科目は8割程度は書けていた。5倍近くの競争率であったからか、涙を呑んだ。
しかし、2校目も3倍以上の競争率であったが、見事に合格させて頂いた。1校目より通学に便利であることはわかっていたが、聞くところによると教育熱心なとても評判の良い大学院のようである。今は家族も友人も仕事仲間も、本当に喜んでくれている。
試験前、「本業に身を入れてね。」と浮かぬ顔であった妻が、真っ先に「やったネ!」「お父さんの粘り勝ち!」と言ってくれた。センター試験を前にして、残る2人の受験生の顔も明るい。良いムードメーカーになったようだ。
さて、最後になるが、絶体絶命の入試直前からNマジックで何が起こったか?
一言でいうと「知識が繋がった」のである。それはなぜか?
「N先生の愛情にあふれたピグマリオン効果」とだけは言っておこう。詳しくは、先生に先ずは電話してみて。ただし、深夜の電話はいけませんよ!?
N予備校の後輩諸氏の幸運を心から祈っています。
【N・コメント】
T様、否、T先生のサポートを振り返りますと、T先生のサポートは、これまでで一番印象深いものでした。あの短期集中のエネルギーにはこちらも圧倒されましたね。理由は、お送りさせていただく教材に目を通すだけで、webの際には、独特の関西のノリで「先生〜、これでよろしいか〜?」と、教材で獲得した知識を隈なく口頭で、アウトプットなさる。「うーん、、、専門分野が異なるのに、すごいコンピテンスだ、、。」という頭頂部に抜ける衝撃、天晴れ!の一言でした。T先生、今後のご活躍心からお祈りしています!!
●目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻
K様
臨床WEBに通う前は、どのような大学院があるのかを調べてみても、教授の専門領域の意味すらわかりませんでした。こんなことでは、臨床心理士系の大学院受験なんて、とても無理だと思い予備校を探しました。社会人で時間も無いので、なるべく無理なく通えそうなところがないかと探していた時に、臨床WEBに出会いました。仕事から帰って来た後、自宅で受講させて頂けたので、負担なく続ける事が出来ました。内容も先生方の経験をふまえた上でのお話が伺えるので、面白いし、参考になりました。
専門の授業では、授業毎にプランタスクという論述の宿題が出題され、それを解くだけで、その回のポイントがわかりました。序論、本論、結論に分けて、観点を考えることで、頭の整理になり、論述試験対策にもなりました。また、英語は過去問を中心に教えて頂きました。要約の書き方、心理学独特の訳し方、分詞構文の使い方等、自分一人では習得出来なかった細かい部分まで丁寧に教えて頂きました。毎回単語テストを作成してくださり、根気強く教えて頂いたことで、単語数が伸びたことを実感しています。先生方、ありがとうございました。
ところで、この1年の受験生活を振り返り、これから受験をされる方に何がお伝え出来るか考えてみました。それは、受験は1度きりの勝負だと思って臨んで頂きたいという事です。秋受験で1校合格出来たものの、春受験も挑戦しようと思ったのですが、なかなかモチベーションを保つことが出来ませんでした。秋受験の前には、授業はほぼ終了していたこともあり、受験モードに自分を戻すことが難しかったです。受験会場で同じ受験生達と話す機会があったのですが、今回が4度目だという方が2人いました(臨床WEBの受講生の方ではないですよ)。受験される場合は、是非、集中型の勉強をされることをおすすめします。
臨床WEBの先生方のお蔭で、春から臨床心理学を学べる機会を得る事が出来ました。実習を体験出来ることが今から楽しみです。臨床心理士の資格に近づけるよう、日々、修業させて頂きたいです。
そして、臨床心理士資格試験の折には、またN先生にお世話になりたいと考えています。N先生、その時は宜しくお願いします!
【N・コメント】
K様は、ほぼ通年にわたり、臨床WEBで受講いただきました。K様のおっしゃる通り、受験に対する動機づけを維持するのは、むずかしいことです。しかしながら、受験時に学習した内容は、必ず、次の「臨床心理士資格試験」の学習につながるものです。K様であれば、「臨床心理士資格試験」の基礎知識の基盤は完璧に完成しています。大学院就学期間の間、新しい知見をインプットすれば、十分に突破できますよ。K様の持前の明朗闊達なパーソナリティとポジティブ思考をもって、有意義な大学院生活を送って下さいね。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!
●立正大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻
Y様
私の体験が少しでも、私と同じような受験生の方の参考になれば幸いです。
私が先生にお電話したのは、10月でした。勉強を始め数ヶ月経過していたのですが、心理学の範囲が広く、基礎的な段階で行き詰まっていました。このままでは春受験にすら間に合わないのでは?と危機感を覚え、先生のWEBに辿り着きました。
先生とお話したところ、知識が統合されていないと指摘を受け、まだ春受験には間に合う「諦めずに一緒に頑張りましょう!」とおっしゃって頂き、受講を決めました。授業を受けてみて、一回の講義がとてもまとまった内容で、それは私が予備校に求めていたものでした。テキストも発達、倫理、など、その成り立ちや、ポイントが書かれてあり、勉強することが初めて楽しく感じられ、点と点だった知識がつながる感覚でした。また、論述課題は、 最初は何をどう書いていいのかすら、分からない状態でしたが、少しずつ論点や書き方に慣れ、添削後に解答例を頂けるのでとても参考になりました。そして実際の受験では、論題が似た形で出題されていて、それを見た時は心の中でガッツポーズをしました。
学習してきたように本番で書く事ができました。もし教わっていなければ「何を問われているのか」も理解できなかったかもしれません(というのも、試験では漠然とした表現で問題が出されることもあり、ある程度慣れる必要があります)。受験対策には、過去問の出題傾向分析をし、臨床WEBで頂いた用語集を使いながら自分でも調べ、各対策ノートを作りました。用語説明、論述を書けるように、何度も何度も繰り返し書くことで覚えました。記憶力の悪い私は苦労しました。
また2次の面接ではなぜ臨床心理なのか、志望動機などをじっくり聞かれました。自分のアピールできる点を考え熱意を伝えられるよう、面接の準備もしっかりすることが大切です。私はスタートが遅かったこともあり焦ったり、要領が悪く、自分に甘い部分もありゴールが見えず落ち込んだりしましたが、この経験を絶対に無駄にしたくない!と思いなんとか合格することができました。
合格報告をしたとき、先生がとても喜んで下さったことも嬉しかったです(心配されていたのかもしれません)。 受験勉強は孤独ですが、自分を信じて頑張り続け、迷った時は先生や周囲の方に相談し乗り越えて諦めずに合格を手にして下さい。
【N・コメント】
Y様、なんとか合格につながって、安堵しています。受講時には、「研究計画書」も未完成の段階で、心配しましたが、見事、合格の二文字を手中になさり、本当に良かったですね。短い期間でのサポートでしたが、こちらも学ぶべき事柄がたくさんありました。今後のご活躍をお祈り申し上げます!
●筑波大学大学院 心理学専攻 心理臨床コース
H様
N先生との出会いは、学部の2年時に、編入学で>8ヵ月間ご指導いただき、大学院浪人時に、1年間お世話になりました。いわば、私の心理学の学習の恩師です。
学部の編入学時には、基礎心理学と臨床心理学の基礎的知識を学ばせていただき、学部在籍期間中は、全ての講義に何ら支障なく優秀な成績を収めることができました。
その後、現役で受験するも、T期・U期とも敗退という無残な結果でした。そこで再び、N先生の臨床WEBを受講させていただきました。
N先生曰く、筑波大学大学院は、合格の基準が不明確で、どこまで学習を深めれば、合格できるとは限らないとのことでした。以前に、筑波が黒星で、東大が白星だったという事例もあり、自分自身、併願校も明確に設定し、慎重に受験に臨みました。
振り返りますと、臨床心理学に関しては、筑波に出題されそうな箇所を毎回のwebで知識のインプット、アウトプットを行いました。基礎心理学に関しては、約1500以上の語句説明を自分でまとめ上げ、毎回のwebでは、模擬試験を行っていただき、抜けている箇所の知識は、その場で再学習し、知見の位置づけ、意味づけを行いました。また研究計画書に関しても、入念に練り直し、筑波大学大学院にふさわしいものにしました。
入試当日、専門科目の問題用紙が配布され、問題を見たとき、「やった!」と、心のなかで叫びました。あまりの喜びに、答案を書く手が震えるという今までになかった体験を未だに、覚えています。N先生が、模擬試験で出題していただいた課題や、その発展型が出題されていたからです。N先生が、良く「受験は、運もあるから、、、」とおしゃっていたことが現実化しました。
そういう意味では、私自身、大変、幸運だったのかもしれません。このような合格体験記を書かせていただく喜びを大切にし、今後は大学院に入学し、研究者-実践家として、地域援助の架け橋となる臨床家を目指したいと考えています。
【N・コメント】
H様、二人三脚の長い道のりでしたね。時間の経過とともに、成長なさっていく姿は、受験のシェルパとして、身に余る喜びです。最後のほうは、こちらのネタがなくなるくらいでしたよ!研究計画書を改訂するときなど、自分で新たな視点から先行研究を行い、見事にオリジナリティを見出しましたね。この研究計画書への熱意が全てを物語っています!こちらも勉強になりました。今後のご活躍をお祈りいたします!!
●大正大学大学院 人間学研究科 臨床心理学専攻
M様
社会人、15年目から、1年目は自学自習、次の年は○○教育、、、、もう諦めようと思っていた矢先、ネットで、web講座の「特別プログラム」が目につき、電話で問い合わせた時点で、ここなら何とかなるのではと、受講させていただきました。
特別プログラムでは、T大学大学院に合わせたプログラムが組まれ、自分の足りない知識が分かりました。その後は、webの回数を追加させていただき、見事合格を勝ち取ることができました。
N先生は、常に大丈夫だからと励ましていただき、本当に大丈夫になってしまいました。昔の自分の自学自習や、○○教育も私の基盤となっていました。しかし最後に味付けをしていただいたのは、N先生です。自己不一致な状態で、N先生と巡り合い、合格の通知をブログでお祝いしていただき、今やっと、自己一致が実現しました。
感謝とともに、手にすることができた合格、これから2ヵ年間、研究や実習体験ができると思うと、本当に幸せをつかんだ感じです。
約20回くらいのwebを有効に使わせていただき、本当に感謝いたしております。
N塾の益々のご発展をお祈りいたします。ありがとうございました!
【N・コメント】
M様、本当に長い道のりご苦労様でした。お役に立てて幸甚です!第一志望に、早い時期に合格が決まり、安心いたしました。
M様、「不出来な生徒ですみません」と口癖でしたね。いやいや、受験の厳しさが分かっていらっしゃるから、良くご自分がメタ認知できたものと考えます。できれば最初から受講いただけていれば良かったと考えますが、試行錯誤も人間にとって大切かもしれません。見えないものが見えてきます!今後のご活躍を心からお祈りしています!!
〜2011年度 合格方略記〜
学習院大学 人文科学研究科 臨床心理学専攻合格
社会人経験J.F.様
そして、N先生のご指導のもと、リベンジを果たすべく2か月半の猛勉強を行い、この春に志望校に合格することができました。
さて、この文章は、受験生に大人気のN先生のホームページにアップロードしていただけるとお聞きしております。おそらく、たくさんの方がご覧になられると思いますが、特に私が読んでいただきたいのは大学院受験の勉強で悩んでいらっしゃる方や苦しい思いをされている方です。
以下、私が臨床WEBでどのように勉強していったかについて、秋受験での失敗談も含めて書かせていただきます。拙い文章で御座いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
「私は、論述が全くできない」・・・大手予備校に在籍していた時に、私はこのように
思い込んでいました。今思うと、自分がこのように思い込んでしまったのは、大手予備校の先生に一言一句、テキスト通りに書かないといけないと指導されていたからだと思います。
それに対して、臨床WEBの授業では、先生との対話を通して、考えながら知識を学んでいくことが出来ました。それゆえに、授業中にメモしたり、覚えたりした内容は、私自身の言葉として身につけられました。試験を終えた後に感じたのは、試験本番で実際に書くことが出来るのはガマンして飲み込んだ未消化な言葉ではなく、先生との対話を通して噛み砕いた自分自身の言葉だということです。
また、大手予備校に通っていた頃に、論述の適切な模範解答がもらえないということがありました。 結果として、どのように考え、どのように文章を組み立てればいいかがわからずに困っておりました。しかしながら、臨床WEBでは、プランタスクという非常にわかりやすい教材を使って授業をしていただきました。 プランタスクとは、具体的には、正解に至るまでの道筋を段階ごとに示した画期的な教材で序論、本論、結論に何を書けば良いかについて、わかりやすく説明がなされています。
さらに、大手予備校と臨床WEBでは、授業課題の質と量が全く違います。
大手予備校では、多数の生徒に対して、オーソドックスな課題を出しますので、志望校と傾向の違う問題を解くこともあります。対して、臨床WEBでは、N先生の長年のご経験に基づいて個人の志望校に合わせた問題を解きますので、結果的に、ピンポイントで必要な範囲だけ勉強をすることが可能になります。さらに、大手予備校と臨床WEBでは、勉強量が全然違いました。
臨床WEBでは、他校の5倍以上の課題をやりますので、問題をこなした後は、自然と頭の中に内容が入ってきます。この他にも、臨床、基礎、心理療法、心理検査、統計に分かれた語句説明など、活用できる資料を惜しみなくいただきました。先生のご指導のおかげでやればやるほど力がついたので、苦しみながらも充実した受験生活を送ることができました。
大学院受験は、志望校に合わせた適切な勉強法が必要ですので、もしもコツがわからないのであればぜひ一度、N先生にご相談されてはいかがでしょう。ご納得いただけるまで、ダンディで渋いお声でお付き合いいただけると思います(笑)
末筆になりましたが、皆様の大学院合格を心よりお祈りしております。
東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学 臨床心理学コース 合格
大学院浪人1年目男性 K様
特に、過去問添削と研究計画書の作成に関して、繰り返し添削をお願いしたにも関わらずとことん付き合っていただき、納得いくまで突き詰めることができ、結果として自信をもって試験に望めることができました。以下、東京大学大学院の合格までの道のりについて、特に役立った3つの指導を挙げて駆け足ではありますが紹介していきます。
私が臨床心理士指定大学院予備校WEBを受講するようになったのは、N先生の次のような独特の教授法に魅かれたからです。第1は、論述対策用の「プラン・タスク」です。これは、ある問題に対して予め序文・本論・結論に分類されており、それぞれ設問が設けられている小課題のことです。そして、各論における設問に回答し、最終的にそれらをつなげて文章化していきます。
第2は、短時間のうちに比較的多くの問題を扱うことです。決して、先生のさじ加減で選択された問題でなく、受講生の志望大学院の過去問あるいはそれに準ずる問題が系統的に出されるのです。
僕の場合、先生に無理をいって東京大学大学院の過去問の類似問題を作成していただいたり、それに準ずる他大学院の問題を引っ張ってきていただいたりもしました。
第3は、必ず一度は受講生の考えを問うことです。先生のどすの利いた声で
…○○くん、君ならどういう観点からきっていく?」という質問が投げかけられます。これは緊張感があり、十分に咀嚼して理解していない場合、答えに窮します。まだまだだな〜と痛感させてくれます。しかし、この痛感によって自発的学習が促され、知識の定着につながったと今では実感しております。
以上、先生の教授法の特色を挙げましたが、特に役立ったのが第1のプラン・タスクでした。
最終的には、先生が作成するプラン・タスクをあらゆる問題に対して自ら作成することができるようになるのが最大の強みだからです。特に、東京大学大学院のように6題全て論述の場合、いきなり論を展開し始めるのではなく、ある程度問題と対話しどのように論述していくか練る時間が必要です。
つまり、この問題は何を問うているのか、どのような観点から説明するのがよいか、必要なキーワードは何か等を吟味し大方の序論・本論・結論といった骨子を考えてから書く必要があります。
これを怠ると、あれもこれもといったまとまりのない文章になってしまいます。
最後に、受験勉強よりもより核となる部分に触れておきたいと思います。
それは、大学院を受験するにあたり明確なビジョンを持ち、それに基づき大学院を選別しているかです。
これから携わる臨床心理学とはどのような学問か明確になっているでしょうか。カウンセラー、心理療法家、臨床心理士の区別はついているでしょうか、そして自分が志望している大学院はこのうちいずれの専門職を育成しようとしているか認識していらっしゃるでしょうか。臨床先進国の英米圏諸国と臨床後進国の日本の差は何のでしょうか、またそこから日本の臨床に求められているものとはどのようなものなのでしょうか。社会における心理援助の専門援助活動として定着させるにあたってこれまで通り実践一辺倒でいいのでしょうか。
こういった疑問に真摯に直面した上で、大学院を選択するべきである、と僕は思っております。
福島大学大学院 人間発達文化研究科 学校臨床心理専攻 合格
社会人・主婦 W様
2年間の治療の中、療育センターと養護学校で、さまざまな病気や障害を抱えながらも頑張っている子どもたちと、お母さん方との貴重な出会いがありました。私も息子も、みなさんにどれだけ多くのパワーを頂いたことでしょうか。
そして病気を克服した後、「今度は私が、子どもたちとお母さん方を支援する側に立とう」と、臨床心理士を目指すに至りました。
こうして、福島大学大学院受験を決心したのですが…母校の大学とはいえ他学部出身、地方在住、もうすぐ40歳の三重苦。「独学では心が折れる」と思い、通信教育での勉強を探していた中で臨床心理士指定大学院予備校”のWEBへたどり着きました。その後、N先生に直接お電話を頂きまして丁寧にご説明いただき、これも何かのご縁と思いWEB講義での学習を決心しました。
ハイレベルコースでの講義は、「福島大学大学院」の出題傾向を捉えつつ基礎心理学の知識が全くない私でも非常に分かりやすいテキストと講義内容であり、“論述課題の具体的な作成手順は、出題されるとすればなど、タイムラグのない効率的な学習環境というWEB講義の長所が最大限に生かされた双方向の講義形式で、常に実践と結びついた学習でした。そして講義が進むつれ、論述の組み立て方、何を問われているのか、観点は…など、次第に論述展開できるようになっていました。
私の場合、さらに“特別プログラム”で理解を深め、受験対策を万全なものにしました。受験までの間も、質問・疑問に答えていただき、「最後まであきらめずに」の励ましの中、受験当日まで当初のモチベーションを維持できたと思います。 そして無事合格!これだけの短期間で合格できるとは、当初は思ってもみませんでしたが「結果は必ずついてくる」と信じて頑張ってこられたのは、WEB講義の選択と先生との出会いによってもたらされたものと確信しております。
白百合女子大学 発達心理学専攻 発達臨床心理学コース 合格
社会人女性 K様
大学院の受験勉強は大学入試とは異なり独学で行うことには限界があります。
とはいえ、どの予備校を選べば良いのかというところでは皆さん迷われるのではないでしょうか。社会人、他学科からの受験という、ほぼ初学者の自分にとってはどの予備校が良いのか全く見当がつきませんでした。実際、初期段階で別の予備校を受講していたものの、予備校の授業と実際の過去問がリンクしなかったり、質問に対するレスポンスが遅かったりなど、果たしてこの調子で合格できるのだろうかと疑心暗鬼に陥っていたのも事実でした。
そんな中でたまたま臨床心理士指定大学院予備校の案内を目にし、N先生の親身且つ迅速な対応に信頼感を覚えすぐに受講を決めました。
実際の講義はマンツーマンで行われるためウトウトすることはもちろんできません。
更にN先生から突然質問が出されるため、常に集中して聞いていなければというプレッシャーもありますが、これが逆に良かったのかもしれません。実際参考書をただ読むよりも耳で聞くほうが後々まで記憶には残ります。まずここでしっかりと理解し、その後で毎回出される論述課題を解くというパターンを繰り返すことで、記憶力、理解力、論述力をかなり伸ばすことができたと思います。
実際の試験ですが、最終的には合格通知はいただいたものの不合格になった学校もあり、合格までは決して平坦な道のりではありませんでした。もちろん何の問題もなく合格するに越したことはありませんが、この不合格の経験は決して無駄ではなく、むしろ、なぜ大学院を目指すのか、どんな援助活動をしたいのかを改めて自分に問いなおす良い機会となりましたし、失敗体験を乗り越えたことで実感した喜びは何にも代えがたいものとなりました。
自分が進みたいと本気で願っていれば多少現実逃避をしても不思議とまた机に向かっているものです。ちなみに最終的に合格を頂いた学校の面接では他大学院の試験状況も聞かれ、結果と自分なりの分析を正直に答えました。これが決め手ではないのかもしれませんが、不合格をきちんと振り返ることで多少評価された部分もあるのかもしれません。
具体的な学習方法よりも精神的なアドバイスになってしまいましたが、受験は精神力が鍵を握ると言っても過言ではありません。どれだけ強い志を持てるか、失敗の悔しさをバネにできるか…。
受験勉強は単に学問的な面だけではなく人間性を高める機会を与えてくれるものではないでしょうか。そして、その経験は院生活や援助活動においても必ず役立つものになると思います。そのことを信じ、最後まで諦めずに頑張ってください。
立正大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 修士課程 合格
東京成徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 修士課程 合格
社会人女性 S様
これもN先生のご指導があってのことと心から感謝いたします。
私の体験記がこれから挑戦される方々への参考になれば幸いです。
私は昨年の5月に受験を決意しました。仕事をしていることと、1人独学で勉強を進めることに不安を覚えたため、N先生のウェブ講座に申込みをしました。
英語や統計が特に苦手だったのですが、授業や添削など毎回丁寧で細かなフォローをしてくださったため安心しました。また1週間ごとに講義をして頂いたため、勉強スケジュールを立てやすく、苦手なところも重点を置いて短い時間でも集中して効率よく勉強することが出来ました。
秋期受験は残念ながら吉報を得ることが出来ませんでしたが、それでも諦めず西郡先生に再度添削をお願いして、上手くいかなかった部分を分析し、過去問題を何度も繰り返し解いて克服しました。
特に論述問題はかなり力になり、春期の試験当日にもそのことを実感しました。
受験で大切なことはモチベーションの維持だと思います。それと用語を覚えて、繰り返し論述を書いていくことです。それによって必ず身に付きます。また研究計画書については、N先生と相談して見て頂くなかで、早い段階で十分なものに仕上がりました。これも精神的に安心して勉強に取り組むことが出来た要因の1つでした。
自問自答し悩んだこともありましたが、諦めずに続けて良かったと思います。そして合格出来たのは、N先生の存在が大きかったです。添削結果の先生の言葉に励まされながら、最後まで諦めずに頑張ることが出来ました。
受験は決して楽ではありませんが、続けることで必ず身に付きますので諦めないで自分を信じて挑戦してください。そうすれば合格吉報を手にすることが出来ると思います。Fight!
久留米大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻
大学院受験1浪目 O様
始まりは、大学を卒業した後、4月某日の夕方のことでした。
大学院に行きたいけれど、適切な受験勉強の仕方が未だわからない。あと1ヶ月弱で東京から離れなくちゃいけない。けど、今度住むところには通学制の予備校はない。これから1年どうしていこうかなーという状態で、通信制の予備校を探し回っているうちに、臨床WEBに辿り着きました。
説明だけでも聞いてみようと、一旦Webで資料請求してみました。その後先生から電話がかかってきました。正直私は、その時点でどのようなテーマで臨床心理学を研究したいかが、漠然とはありましたが、具体的にはっきりしていませんでした。しかしお話ししただけでも、心理臨床の区分や各大学院の流派などを大雑把に掴むことができ、自分のやりたいことを少しだけでも整理することができた気がします。
5月、大学のあった東京から離れ、九州某県で暮らし始めました。今まで九州に住んだことがなかったため、近くに知り合いはおらず、必然的に孤立した生活となりました。この1年アルバイトと自宅学習の繰り返しで、非常に鬱屈とした日々を過ごしたこともありました。その時期に、大学院に行きたいという気持ちを更に強めました。
講義では、臨床心理学の大まかな流れや、臨床家としての倫理、理論や制限の意義など、これまでばらついていた心理学の知識を整理でき、また大学では知らなかった内容も知ることができました。果たして学部時代の心理学科の教育って一体何だったのだろうと思うくらいに。
研究計画の件で少々ぶつかったことも時にはありましたが、それも含めてこの1年、貴重な学びの場を頂きました。勿論実際大学院に入ってからの方が学ぶことは多いと思いますが、臨床心理士指定大学院予備校WEBで学んだことは、後の研究や臨床活動にも大きく活きてくると私は確信しています。
以上が2011年度の「合格方略記」ですが、皆様の執筆文章には全く添削は加えていません。 皆様、最後の段落後の文章は、それぞれ結論という形式で素晴らしいまとめの文章になっています。 これも臨床心理士指定大学院予備校WEBで学習いただいた結果であると自負いたします。 それぞれが、それぞれの山の頂上を目指し、独自の登頂のストラテジーを発揮なさったプロセスが 明確に表現されています。登頂を目指す山もそれぞれ、登頂のプロセスもそれぞれです。 大学院受験は、われわれ人生の象徴ともいえます。決してひとつの山を登るのではなく、登頂を目指す山はそれぞれです。山の登頂に成功すれば、それぞれの山の頂が見えるはずです。 きっと素晴らしい眺望でしょうね。 私の使命は、皆様おひとりおひとりのベースキャンプを作るシェルパ役です。 今後も良いシェルパとなれるよう尽力させていただきたいと考えております。 2011年3月 受講生の皆様のご活躍を祈りつつ ΨWEB:代表 西郡 |
■請求・お申し込み ■お問い合わせTEL:03-6750-8099(10時am〜8時pm)
「電話番号」が変わりました。OCNサバーから、「Jcom」に変更いたしましたので、
電話番号が変わりました。