【2012年度 合格者一覧&合格方略記】
合格者一覧
秋受験の合格実績
- 1.筑波大学大学院 心理学専攻 心理臨床コース 1名
- 2.東京成徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 3.東京女子大学大学院 人間科学研究科・臨床心理学分野 1名
- 4.駒澤大学大学院 人文科学研究科 臨床心理学コース 1名
- 5.大妻女子大学大学院 人間文化研究科 臨床心理学専攻1名
- 6.大妻女子大学大学院 人間文化研究科 臨床心理学専攻1名
- 7.法政大学大学院 人間社会研究科 臨床心理学専攻 1名
- 8.法政大学大学院 人間社会研究科 臨床心理学専攻 1名
- 9.目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 10.目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 11.大正大学大学院 人間学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 12.大正大学大学院 人間学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 13.神奈川大学大学院 人間科学研究科 臨床心理学領域 1名
- 14.兵庫教育大学大学院・人間発達教育専攻・臨床心理学コース 1名
- 15.上越教育大学大学院・学校教育専攻・臨床心理学コース 1名
- 計15名
春受験の合格実績
- 16.東京成徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 17.東京成徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 18.金沢工業大学大学院 心理科学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 19.目白大学大学院 心理学研究科 現代心理学専攻 1名
- 20.ルーテル学院大学院・総合人間学研究科・臨床心理学専攻 1名
- 21.東洋英和女学院大学院 人間科学研究科 臨床心理学領域 1名
- 22.立正大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 23.白百合女子大学大学院 博士後期課程 発達心理学専攻 1名
- 24.立正大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 25.目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 26.国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 27.東洋英和女学院大学大学院 人間科学研究科 臨床心理学領域 1名
- 計12名
- 総計27名制覇
合格方略記
2012年度 合格方略記
2012年度の入試も終わり、早くも2013年度に入りました。2012年度も、ドラマの連続でした。あっという間に1年が経ち、もう合格方略記の時期がきました。
来訪者の皆様、受講生のお一人お一人のコンピテンスの発揮のされ方をご確認下さい。ここに貴重な原稿をお送りいただいた皆様に心から御礼申し上げます。
●兵庫教育大学大学院 人間発達教育専攻・臨床心理学コース T様
―N先生のWebサイトとの出会いが、私の幸運の始まりだった― 高校3年生となった子どもが、今夜も年明けのセンターに向けて頑張っている。そんな我が家の雰囲気に呑まれたのか、私の心に志すものが芽生えたのが今年の正月過ぎた頃だった。 それは「随分昔に夢に描いたあれ」であった。 在野の社会人として一家を養う身である私には、当時は単なる「夢」でしかなかった。 新年会も一通り終わった頃だった。ある寒い朝の4時頃、ふと目が覚めた私はある大学の研究生聴講志望願書の締め切りの当日であったことを思い出していた。 そして2時間後。起き出して机に向かった私は、心に決めてその志願書を書き始めていた…。 それから半年、蝉の鳴き声があたりを喧しく埋める頃、欠かさず出席した大学の講義ノートや満点をとった前期試験、多忙な仕事の合間を縫って提出し続けた通信心理学講座の添削解答の山を目の前にして某然としている自分があった。 半年前に灯した夢は消えかけていた。なぜか。「過去問が解けない。」知識と知識が繋がっていなかった。 志望校は、2校に絞っていた。2校共に国立大である。はっきり言って無謀であったが、子どもに「うちはお金がないから、私立大には行かせてあげれないよ。」と昨年来言ってしまっていたその父親が、さっさと私立大へ行く訳にはいかない。 そもそも、その私立大も通る保証はない。ただ、父親の沽券に関わる問題でもあり、その後の家庭内力学を考えると他に選択の余地はなかった。なのにである。 入試1ヶ月前にして、解けない。心理学の勉強を始めてしばらくたった頃から、私は心理学関係のサイトを結構あてにして勉強していた。中でも、N先生のサイトには勢いを感じていた。 私が好きだったのは、「人名で学ぶ心理学」。だが、ある日、ふと臨床心理学大学院予備校のサイトの方へ行った「開眼特別プログラム10回」というフレーズが目に入った。 「10回で?」。その時、もう入試まで3週間を切っていた。 この何ヶ月もの間、必ず毎朝出勤の3時間前に起きて勉強を続けて来たのに…、休みをとってまで教育心理学だの発達心理学だの精神医学だの、大学に通ったのに…、分割払いで通信講座も頑張ったのに…。 希望の灯火が消えかけていた私には、それがあの「蜘蛛の糸」の様に思えた。 夜の11時も回った頃、何を自分がしているのかもわからずWebに記された電話番号を押していた。 出るはずがないと思ったその時、受話器の向こうから、先生のあの暖かい声が返って来た。 他に何を話したか今では覚えていない。ただ、「どうしても合格したい!」と叫んだことだけは覚えている。 入試の僅か17日前である。先生の第一回目の講義「PTSD」が始まった。17日間で11回して頂いた。惜しくも1校目は惜敗したが、専門科目は8割程度は書けていた。 5倍近くの競争率であったからか、涙を呑んだ。 しかし、2校目も3倍以上の競争率であったが、見事に合格させて頂いた。1校目より通学に便利であることはわかっていたが、聞くところによると教育熱心なとても評判の良い大学院のようである。 今は家族も友人も仕事仲間も、本当に喜んでくれている。 試験前、「本業に身を入れてね。」と浮かぬ顔であった妻が、真っ先に「やったネ!」「お父さんの粘り勝ち!」と言ってくれた。 センター試験を前にして、残る2人の受験生の顔も明るい。良いムードメーカーになったようだ。 さて、最後になるが、絶体絶命の入試直前からNマジックで何が起こったか? 一言でいうと「知識が繋がった」のである。それはなぜか? 「N先生の愛情にあふれたピグマリオン効果」とだけは言っておこう。詳しくは、先生に先ずは電話してみて。ただし、深夜の電話はいけませんよ!? N予備校の後輩諸氏の幸運を心から祈っています。
【COMMENT】
T様、否、T先生のサポートを振り返りますと、T先生のサポートは、これまでで一番印象深いものでした。あの短期集中のエネルギーにはこちらも圧倒されましたね。 理由は、お送りさせていただく教材に目を通すだけで、webの際には、独特の関西のノリで「先生~、これでよろしいか~?」と、教材で獲得した知識を隈なく口頭で、アウトプットなさる。 「うーん、、、専門分野が異なるのに、すごいコンピテンスだ、、。」という頭頂部に抜ける衝撃、天晴れ!の一言でした。T先生、今後のご活躍心からお祈りしています!!
●目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 K様
受験勉強を終えて、一番申し上げたいことは、N先生とM先生への感謝です。 他学部出身の上、受験の数か月前まで社会人として働いていたので不安でしたが、先生方がいつも励ましてくださったので、とても心強かったです。 N先生に、基礎心理学や臨床心理学を一通り教えて頂き、それを復習しつつ、頂いた模擬試験の解答を、全て丸暗記して試験に臨みました。 何問か同じような問題が出題されたので助かりました。私にしては珍しく試験時間が余ってしまい、何度も見直すことが出来ました。 臨床WEBに通う前は、どのような大学院があるのかを調べてみても、教授の専門領域の意味すらわかりませんでした。 こんなことでは、臨床心理士系の大学院受験なんて、とても無理だと思い予備校を探しました。 社会人で時間も無いので、なるべく無理なく通えそうなところがないかと探していた時に、臨床WEBに出会いました。 仕事から帰って来た後、自宅で受講させて頂けたので、負担なく続ける事が出来ました。内容も先生方の経験をふまえた上でのお話が伺えるので、面白いし、参考になりました。 専門の授業では、授業毎にプランタスクという論述の宿題が出題され、それを解くだけで、その回のポイントがわかりました。 序論、本論、結論に分けて、観点を考えることで、頭の整理になり、論述試験対策にもなりました。また、英語は過去問を中心に教えて頂きました。 要約の書き方、心理学独特の訳し方、分詞構文の使い方等、自分一人では習得出来なかった細かい部分まで丁寧に教えて頂きました。 毎回単語テストを作成してくださり、根気強く教えて頂いたことで、単語数が伸びたことを実感しています。先生方、ありがとうございました。 ところで、この1年の受験生活を振り返り、これから受験をされる方に何がお伝え出来るか考えてみました。それは、受験は1度きりの勝負だと思って臨んで頂きたいという事です。 秋受験で1校合格出来たものの、春受験も挑戦しようと思ったのですが、なかなかモチベーションを保つことが出来ませんでした。 秋受験の前には、授業はほぼ終了していたこともあり、受験モードに自分を戻すことが難しかったです。 受験会場で同じ受験生達と話す機会があったのですが、今回が4度目だという方が2人いました(臨床WEBの受講生の方ではないですよ)。 受験される場合は、是非、集中型の勉強をされることをおすすめします。 臨床WEBの先生方のお蔭で、春から臨床心理学を学べる機会を得る事が出来ました。実習を体験出来ることが今から楽しみです。 臨床心理士の資格に近づけるよう、日々、修業させて頂きたいです。そして、臨床心理士資格試験の折には、またN先生にお世話になりたいと考えています。N先生、その時は宜しくお願いします!
【COMMENT】
K様は、ほぼ通年にわたり、臨床WEBで受講いただきました。K様のおっしゃる通り、受験に対する動機づけを維持するのは、むずかしいことです。 しかしながら、受験時に学習した内容は、必ず、次の「臨床心理士資格試験」の学習につながるものです。K様であれば、「臨床心理士資格試験」の基礎知識の基盤は完璧に完成しています。 大学院就学期間の間、新しい知見をインプットすれば、十分に突破できますよ。 K様の持前の明朗闊達なパーソナリティとポジティブ思考をもって、有意義な大学院生活を送って下さいね。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!
●立正大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 Y様
他学部出身、受験とは関係ない生活をしていた私が目標とする大学院に短期間で合格できたのは、N先生のWEBとの出会いによるところが大きいと感じています。まずお礼を申し上げます。 私の体験が少しでも、私と同じような受験生の方の参考になれば幸いです。 私が先生にお電話したのは、10月でした。勉強を始め数ヶ月経過していたのですが、心理学の範囲が広く、基礎的な段階で行き詰まっていました。 このままでは春受験にすら間に合わないのでは?と危機感を覚え、先生のWEBに辿り着きました。 先生とお話したところ、知識が統合されていないと指摘を受け、まだ春受験には間に合う「諦めずに一緒に頑張りましょう!」とおっしゃって頂き、受講を決めました。 授業を受けてみて、一回の講義がとてもまとまった内容で、それは私が予備校に求めていたものでした。 テキストも発達、倫理、など、その成り立ちや、ポイントが書かれてあり、勉強することが初めて楽しく感じられ、点と点だった知識がつながる感覚でした。 また、論述課題は、 最初は何をどう書いていいのかすら、分からない状態でしたが、少しずつ論点や書き方に慣れ、添削後に解答例を頂けるのでとても参考になりました。 そして実際の受験では、論題が似た形で出題されていて、それを見た時は心の中でガッツポーズをしました。 学習してきたように本番で書く事ができました。もし教わっていなければ「何を問われているのか」も理解できなかったかもしれません(というのも、試験では漠然とした表現で問題が出されることもあり、ある程度慣れる必要があります)。 受験対策には、過去問の出題傾向分析をし、臨床WEBで頂いた用語集を使いながら自分でも調べ、各対策ノートを作りました。 用語説明、論述を書けるように、何度も何度も繰り返し書くことで覚えました。記憶力の悪い私は苦労しました。 また2次の面接ではなぜ臨床心理なのか、志望動機などをじっくり聞かれました。自分のアピールできる点を考え熱意を伝えられるよう、面接の準備もしっかりすることが大切です。 私はスタートが遅かったこともあり焦ったり、要領が悪く、自分に甘い部分もありゴールが見えず落ち込んだりしましたが、この経験を絶対に無駄にしたくない!と思いなんとか合格することができました。 合格報告をしたとき、先生がとても喜んで下さったことも嬉しかったです(心配されていたのかもしれません)。 受験勉強は孤独ですが、自分を信じて頑張り続け、迷った時は先生や周囲の方に相談し乗り越えて諦めずに合格を手にして下さい。
【COMMENT】
Y様、なんとか合格につながって、安堵しています。受講時には、「研究計画書」も未完成の段階で、心配しましたが、見事、合格の二文字を手中になさり、本当に良かったですね。 短い期間でのサポートでしたが、こちらも学ぶべき事柄がたくさんありました。今後のご活躍をお祈り申し上げます!
●筑波大学大学院 心理学専攻 心理臨床コース H様
まずは、N先生、第一志望の大学院に合格させていただき、心から御礼申し上げます。 N先生との出会いは、学部の2年時に、編入学で>8ヵ月間ご指導いただき、大学院浪人時に、1年間お世話になりました。いわば、私の心理学の学習の恩師です。 学部の編入学時には、基礎心理学と臨床心理学の基礎的知識を学ばせていただき、学部在籍期間中は、全ての講義に何ら支障なく優秀な成績を収めることができました。 その後、現役で受験するも、Ⅰ期・Ⅱ期とも敗退という無残な結果でした。そこで再び、N先生の臨床WEBを受講させていただきました。 N先生曰く、筑波大学大学院は、合格の基準が不明確で、どこまで学習を深めれば、合格できるとは限らないとのことでした。 以前に、筑波が黒星で、東大が白星だったという事例もあり、自分自身、併願校も明確に設定し、慎重に受験に臨みました。 振り返りますと、臨床心理学に関しては、筑波に出題されそうな箇所を毎回のwebで知識のインプット、アウトプットを行いました。 基礎心理学に関しては、約1500以上の語句説明を自分でまとめ上げ、毎回のwebでは、模擬試験を行っていただき、抜けている箇所の知識は、その場で再学習し、知見の位置づけ、意味づけを行いました。 また研究計画書に関しても、入念に練り直し、筑波大学大学院にふさわしいものにしました。 入試当日、専門科目の問題用紙が配布され、問題を見たとき、「やった!」と、心のなかで叫びました。あまりの喜びに、答案を書く手が震えるという今までになかった体験を未だに、覚えています。 N先生が、模擬試験で出題していただいた課題や、その発展型が出題されていたからです。N先生が、良く「受験は、運もあるから、、、」とおしゃっていたことが現実化しました。 そういう意味では、私自身、大変、幸運だったのかもしれません。 このような合格体験記を書かせていただく喜びを大切にし、今後は大学院に入学し、研究者-実践家として、地域援助の架け橋となる臨床家を目指したいと考えています。
【COMMENT】
H様、二人三脚の長い道のりでしたね。時間の経過とともに、成長なさっていく姿は、受験のシェルパとして、身に余る喜びです。 最後のほうは、こちらのネタがなくなるくらいでしたよ!研究計画書を改訂するときなど、自分で新たな視点から先行研究を行い、見事にオリジナリティを見出しましたね。 この研究計画書への熱意が全てを物語っています!こちらも勉強になりました。今後のご活躍をお祈りいたします!!
●大正大学大学院 人間学研究科 臨床心理学専攻 M様
遠かった目標がやっと実現できました。ここまで辿り着くまでには、試行錯誤を繰り返しました。N先生がおっしゃる「ヤドカリ型」の典型です。 社会人、15年目から、1年目は自学自習、次の年は○○教育、、、、もう諦めようと思っていた矢先、ネットで、web講座の「特別プログラム」が目につき、電話で問い合わせた時点で、ここなら何とかなるのではと、受講させていただきました。 特別プログラムでは、T大学大学院に合わせたプログラムが組まれ、自分の足りない知識が分かりました。その後は、webの回数を追加させていただき、見事合格を勝ち取ることができました。 N先生は、常に大丈夫だからと励ましていただき、本当に大丈夫になってしまいました。昔の自分の自学自習や、○○教育も私の基盤となっていました。 しかし最後に味付けをしていただいたのは、N先生です。自己不一致な状態で、N先生と巡り合い、合格の通知をブログでお祝いしていただき、今やっと、自己一致が実現しました。 感謝とともに、手にすることができた合格、これから2ヵ年間、研究や実習体験ができると思うと、本当に幸せをつかんだ感じです。 約20回くらいのwebを有効に使わせていただき、本当に感謝いたしております。 N塾の益々のご発展をお祈りいたします。ありがとうございました!
【COMMENT】
M様、本当に長い道のりご苦労様でした。お役に立てて幸甚です!第一志望に、早い時期に合格が決まり、安心いたしました。 M様、「不出来な生徒ですみません」と口癖でしたね。いやいや、受験の厳しさが分かっていらっしゃるから、良くご自分がメタ認知できたものと考えます。 できれば最初から受講いただけていれば良かったと考えますが、試行錯誤も人間にとって大切かもしれません。見えないものが見えてきます!今後のご活躍を心からお祈りしています!!