【2018年度 合格者一覧&合格方略記】
合格者一覧
【2018年度 秋受験実績 1次突破では全校制覇】10月24日時点
- 1.武蔵野大学大学院 人間社会研究科 人間学専攻 臨床心理学コース 1名
- 2.上越教育大学大学院 学校教育研究科 学校教育専攻 臨床心理学コース 1名
- 3.東京大学大学院 教育学研究科 臨床心理学コース 1名
- 4.東京大学大学院 教育学研究科 臨床心理学コース 1次通過 2名
- 5.東京女子大学大学院 人間学研究科 人間社会科学専攻 臨床心理学分野 1次通過 1名
- 6.東洋英和女学院大学大学院 臨床心理学コース 1次通過 1名
- 7.日本女子大学大学院 人間社会研究科 心理学専攻 臨床心理学コース 1名
- 8.立命館大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 臨床心理学領域 1名
- 9.国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 臨床心理学専攻 1名
- 10.立教大学大学院 現代心理学研究科 心理学専攻 1名
- 11.大正大学大学院 人間学研究科 臨床心理学専攻 1次通過 1名
- 12.目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 1次通過 2名
- 13.放送大学大学院 文化科学研究科 文化科学専攻 臨床心理学プログラム 1次通過 3名
2018年度合格方略記
●武蔵野大学大学院 人間社会研究科 人間学専攻 臨床心理学コース
20代 女性
こうして、今自分が合格体験記を書いているという事実に、安堵する気持ちと不思議な気持ちの両方を感じています。これから綴る文が、これから私と同じように臨床家を志す方、臨床心理学に関心を持つ方を後押しするものになることを祈りながら筆を執ります。私は国際系の学部の所属なのですが、心理学に強い関心を抱き臨床家として働くことを目指すようになりました。2年次に独学で編入試験を受けたものの結果を出せず、挫折と将来への不安に挫けそうになりつつも心理系の道に進む夢を諦められないままいました。
そんな中、学部4年に進級する春に、偶然臨床WEBのHPに出会いました。
今年度の入試でなんとしても大学院合格を決めたいという焦りを強く感じていた私にとって、この出会いはまさに一筋の光であったように感じています。半ば縋るような気持ちですぐに先生にメールし、受講がスタートしました。
毎週の講義は緊張感がありながら、先生のユーモアや丁寧さのおかげでいつも充実感に溢れるものでした。先生の心理学全般・大学院入試に関する知識量に感銘を受けつつ、明るく優しいお人柄、何より生徒である私自身の力を信じ育くむとする熱心さに常にお力をいただきました。
特に事例問題の演習と研究計画書の作成は非常に骨の折れる作業でしたが、先生の激励のおかげでなんとか乗り越えることができました。
また、過去問や疑問点について相談をするたびに、先生から次から次へと送られる追加の資料と論述課題に、心が折れる暇もなく必死で食らいつく毎日でした。このような愛ある厳しさも、きっと先生が私の力を信じ、伸ばそうと真摯に向き合ってくださったからこそのものだと思います。
そのおかげで、4月の初めにはまったく手も足も出なかった過去問も、夏前には自分の言葉ですらすら論述できるようになり、手応えを感じられるようになりました。
また、試験対策の一環として解いた臨床心理士試験の過去問題もすらすらと解けるようになっていました。この変化に気付いた時の喜びは、格別なものでありました。
試験前は、最後の気力を振り絞って臨床WEBで学んだ内容を復習しなおしましたが、今振り返ってみると、なかなかの量と内容でありました。他学部出身で、しかも編入試験で挫折を経験した私がここまで到達することができたのは、先生の導きがあったからこそと感じております。
結果として、事例問題が特殊で大変手こずった東京女子は、一次の学科は通過できたものの、二次の面接で落ちてしまいました。しかし、以前から関心を抱いていたトラウマ・レジリエンスに関する研究や実践活動が盛んである武蔵野に合格することができました。
振り返ると、受講を始めてから受験を終えるまで、常に不安や先行きの不透明さに悩んでいましたが、先生のお力添えのおかげで結果を出し、こうして乗り越えることができました。先生との出会い、先生のご指導に心より感謝しております。これから、新たに掴んだ環境で勉学に励み、社会に貢献できる臨床家となることで先生に恩返しをできればと感じております。
先生から受け取った知識を自分自身、援助活動の血肉に変え、立派な心理士として成長していきたいです。
最期に、臨床心理学に興味を持ちながらも、環境や経歴が理由で一歩踏み出すことをためらっている方に、ぜひ臨床WEBの門を叩くことをお勧め致します。
地方在住かつ他学部出身の私が、心理学の勉強に没頭できたのは先生のきめ細やかなサポートのおかげでした。
臨床WEBには、丁寧で、適格で、親身で熱心なサポートを受けられる環境があります。
私のように迷いや不安を感じている方にとって、臨床WEBとの出会いが未来を切り開くきっかけになることを願っております。
末筆ながら、先生のご活躍・ご健康と、臨床WEBの益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
先生、本当にありがとうございました。
●上越教育大学大学院 学校教育研究科 学校教育専攻 臨床心理学コース
60代 女性
N先生、本当に大変お世話になりました。仕事を持ち、あと数年で中学校教諭を退職というシニア受検生。さらに、心理学は超がつくほどの初学者であり、しかも英語も苦手。
合格できましたのは、ひとえに先生の的確なご指導のおかげと感謝しています。
いつかは、臨床心理士になりたいという思いで、東京webの受講を決意したものの、私は来年度の受験を目指す予定でした。『皆さん、半年で合格されていきます。』その言葉で、秋受検を決意したものの、試験までは4ヶ月しかありませんでした。課題は、初学者の私にとってレベルが高く、放送大学の教科書をひっくり返して、やっと課題を提出するという状況が続いていました。
しかし、そんな私を変えたのは先生に背中を押されて行った研究室訪問でした。
上越教育大学大学院のゼミに参加させていただいて、どうしても、合格したくなりました。
やっと完成した研究計画書を変えたいと言って、先生を慌てさせ、最終的には、先生のご助言で、すばらしい二回目の研究計画書ができたのですが、それは出願の一週間前という有様でした。さらに、臨床心理学の論題を始めたのは受検の三週間前。しかし、あら不思議?それが、Nマジックでしょうか。教材の持つ力なのでしょうか。いままで読んでも、全然わからなかったテキストですが、何がわからないのかということを、理解できるようになっていました。
一事が万事そんな調子で、すべてが後手に回り、試験が終わってからも、『多分大丈夫』と先生に言っていただいた言葉が信じられずにいました。今、受検を振り返り、本当に多くの人の支えによって得ることができた合格だからこそ、いつか誰かにお返しをするべく、あきらめずに、努力したいと思っております。最後にN先生のご健康とご活躍をお祈りして、御礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。東京webの更なるご発展を心よりお祈り申し上げ合格体験記とさせていただきます。
●東京大学大学院 教育学研究科 臨床心理学コース
40代 男性
N先生、本当にお世話になりました。
感謝の気持ちで一杯です。去年の暮れからスタートして約10ヵ月、やっと今になって本当に喜びが実感できるようになりました。
電話から始まった東京webとのやりとり。東大を受験したいという私のオファーに、『東大ですか?……… ん……。○○様が、下山氏の見解に強く賛同できますか?…. ん……困りましたね…すみません…できるならば、お断りしたいのが….』というお断りの言。…目が点……。『どうしてですか?』と、尋ねると、『東大は、苦労ばかりで報われないんですよ….。サポートも特殊な形態になるし、本当に受講生の皆さまの下山ismがどれだけ浸透されるかにかかっています』、すかさず、『下山先生のご見解に賛同できるし、信奉させてもらっています。』と、答えたら、んん……『それならお引き受けいたしましょう』ということでした。
その後、テスト通信・ガイダンス。ガイダンスではいきなり、『DSM-5で採用された“多元的診断”とは何ですか?』という質問に、タジタジな回答。息つく暇もなく、『この資料を読んで下さい。』と、添付ファイルでKreapelin,E.からの診断基準の歴史的変遷の資料が送信されてきた。
すごい!ドラエモンのポケットみたいな感じ。その後、下山氏の研究室に研究計画書が合っているかのお話。もちろん、こちらの考えている内容にはダメ出しが続き、今度は、心理統計の話題に変わり、これにはある程度、ついていけた。ガイダンスの時から、シビアなサポート。これなら大丈夫かもという印象が強く残った。
その後のwebサポートでは、ひたすら、弁証的な相互交渉が展開された。矢張り、十把一絡げの集団サポートとは全く異なった。5コマで、下山ismに沿った研究計画書が完成。
これはN先生のお力添えのお陰と感謝している。
自己学習や集団サポートでは絶対辿り着けないレベルまで止揚してくれた。下山ismの自己学習、そして過去問を通してN先生との弁証的なやりとり。
理系出身の私には、心理統計の力はあるらしく、これがせめてもの救いだったようで、東大に向けて、一気に合格の階段を昇ったような気がしてならない。
合格通知をもらった後も、N先生のサポートはお願いして、今は、精神分析、分析心理学の知見を深めている。東大院でも資格試験で不合格がくるらしい。
理系で他学科出身の私が、臨床の道を歩める夢を叶えてくれた東京webのN先生に感謝して余りある。
今後も自己研鑽を積み、クライエントの皆様の福利に資することができれば幸甚である。末筆ながら、東京webの今後の益々のご発展を祈り、合格体験記としたい。 2017.10.02 未明